ワーキンググループ(WG=working group、Arbeitsgruppe)とは、クライアントとの音楽療法セッションの中で起こる出来事について、同じような経験をもつ仲間同士で話し合い検討し、知識や情報を共有しながら互いに成長を続ける集いです。「教える-教えてもらう」という関係ではなく、それぞれの悩みや問題を別の職場で働く他のメンバーに打ち明け、スキルや経験や考え方などを分かち合い、よりよいセッションができるような方向性や解決策を見つけていきます。
現在、2つのワーキンググループがあります。
「脳機能障害と発達障害のためのワーキンググループ」
「精神医療と音楽療法をつなぐワーキンググループ」
参加条件:以下の3つの条件をすべて満たしている人
① 音楽療法を実践している
② 初級コースを修了している
③ 音楽心理療法の自己体験セッションを受けている、または受けたことがある
楽器を楽器として認識せず投げ出す子どもと、”普通”になってほしいお母さん。子どもが発しているメッセージは何だろうか?何かを受け取り、それを返す相互交流。分かち合いの中で初めて人は育ち、そして目を外に向け始める。
「病むのは、心でもなく脳でもなく”人”である」(by ある精神科医)
クライアントもセラピストも平等の立場で、お互いが一人の人間として存在すること、そして出会うこと。
精神分析と即興の音楽療法ってどんなことをしているのでしょうか?
まずはこの気軽な入門セミナーにご参加下さい。やさしく丁寧に解説します。
・ 世界の音楽療法と「分析的音楽療法」とは?
・心のケアと音楽の関係(子どもの症例紹介)
・楽器が弾けなくても即興演奏はできる
・音楽療法士になるにはどうしたらいいの? など
【オンライン開催・zoom】
開催日:12月01日(金)19:30-21:00 料金:3,850円(税込)
まずはこの本から読んでみよう!
ドイツで音楽療法士になった日本女性(当センター代表)が書いた本です。
日本ではまだほとんど知られていない音楽の具体的な使い方から、心理療法とは?即興音楽とは?わかりやすい言葉で事例も豊富です。
「自分のことが書いてあると思った」(読者感想)
「こんな音楽療法があるのですね!」(読者感想)
「レクリエーションではないところが新鮮だった」(読者感想)