分析的音楽療法とは、精神分析学と即興音楽が融合した音楽療法メソッドのことです。根本原因を探る深層心理的なサイコダイナミックアプローチです。イギリスで生まれた分析的音楽療法は1980年代にドイツで広がり、次第に「深層心理的音楽療法」や「心理療法的音楽療法」へと発展し確立していきました。
現在のイギリス、ドイツ、オーストリアの大学院にある音楽療法マスターコースは、このメソッドが中心に置かれています。
理論を学んだだけでは実践することができず、特別なトレーニングを受けた専門性の高い音楽療法士のみ行うことができます。ヨーロッパでは病院で広く実践されているクリニカルメソッドであり、音楽療法士が心を扱うプロフェッショナルな職業となっています。
まずは音楽療法の世界に足を踏み入れてみて下さい。
音楽療法のイメージがまったく新しい景色に変わるかもしれません。音楽の新しい可能性に目を向けてみましょう。
専門的トレーニングがプログラムに入っているので、卒業した時には実践できる音楽療法士になっています。1年間だけ履修することも可能。全課程修了者は資格が取得できます。
受講生向けの講座です。音楽心理療法を自宅や職場で実践したい人に、あなたのアイデアを大切にしながら先輩セラピストがアドバイスします。起業開業したい人もオススメです。
臨床即興は、ほかの人達と一緒にすればするほどセラピストとしての感受性が高まっていきます。自宅でも音に対する感度を上げることはできます。(受講生向け講座)
この音楽療法の難しいところは、自分で体感しなければ理解が進まないことにあります。そのために何ができるでしょうか。ひたすら自分の内面と向き合うことにあります。
ドイツの音楽療法ってどんなことをしているのでしょうか?
まずはこの気軽な入門講座にご参加下さい。
「世界の音楽療法」「分析的音楽療法」「心理療法的音楽療法」などやさしく解説します。
・ドイツと日本の音楽療法は違うの?
・楽器が弾けない人も即興演奏できるって本当?
・音楽療法士になるにはどうしたらいいの? など
開催日:2022年 08月27日(土)10:30-12:00 *次回は10月開催を予定
定員:10名 講師:井上眸 参加料:3,000円(税込)
まずはこの本から読んでみよう!
ドイツで音楽療法士になった日本女性(当センター代表)が書いた本です。
日本ではまだほとんど知られていない音楽の具体的な使い方から、心理療法とは?即興音楽とは?わかりやすい言葉で事例も豊富です。
「自分のことが書いてあると思った」(読者感想)
「こんな音楽療法があるのですね!」(読者感想)
「レクリエーションではないところが新鮮だった」(読者感想)